さて、2004年1月5日、東海地震予知に関して新たな予知情報が設けられました。
その情報名は「注意情報」 というもので、観測情報と地震予知情報の間に設けられました。
第2回のTTVスペシャルでは、この地震注意とはなんなのかNHKニュース7のキャプチャとともに振り返ります。
また、訓練の様子も掲載していきます。
では、今回も画像の羅列 スタートです!
東海地震新情報についてのニュースが始まりました。
ちょっと手が入りましたが、新情報についての解説。
では、ここで各情報の詳細について話をまとめたいと思います。
● 観測情報 |
東海地域の観測データーに現れた変化が小さく、東海地震と関わりがあるかどうか不明瞭な段階、もしくは東海地震で震度5弱前後の地震が起きた場合に発令される。 |
● 注意情報 |
観測データーの変化が東海地震の前兆である可能性が高まった段階で発令される。 |
● 地震予知情報 |
東海地震の発生が差し迫っていると判断された場合に発令される。気象庁が地震予知情報を発令した場合、政府は警戒宣言を発表する。 |
このようになっています。すべてNHKニュース7からの写しなんですが(汗
でも、すごくまとまって難しい用語なしに解説していたのはいいと思います。民衆向けですね。
このように、注意情報は信号でいう黄色信号だそうです。
これは「もうヤバイ」状態。いつ発生してもおかしくない状態。
タイトル。
気象庁等では情報を伝達する訓練を行いました。
観測情報は東海地震に結びつくか不明瞭な場合の情報です。
情報はこのような形式になっています。火山情報等と同じ形式でしょう
↑愛知県の訓練の様子。 ↓静岡県の訓練の様子。
ちなみに、静岡県の訓練のようすが愛知県に比べ大きく扱われているのは東海地震が発生した場合、
一番の被害を受けるのは静岡県だそうです。そのため、よりスムーズに円滑に行わねばいけません。もちろん他の地域だってそうです。
あと、沿岸&河口付近の地域は津波への警戒も必要となってきます。
政府等の動きです。注意情報が動き出すようです。
地震予知情報(発生が差し迫っている場合)の動きです。が・・・・
私には「警戒宣言」がどれほどの力を持っているのか詳しくはわかりません。
もう少し説明が必要ではないかと考えます。
以下は、もっとも被害が懸念されている静岡県の各情報発令時の対応です。
新しい情報ということもあり、混乱が予想されますね。
防災計画に関してです。食糧補給等の重要な役割を果たしています。
しかし残念ながら、今年6月までに決定は遅いのでは考えます。もしそれまでに発生したら・・・言うまでもありませんね。
これも問題点のひとつです。災害時には連携がどうしても必要となってきます。
「具体的な対応は未定」というようにありますがこれじゃお話になりません。
この言葉を何回繰り返してきたでしょう・・・別にアラ探ししているわけじゃないです。対応が遅すぎます。もっと急ピッチで進める必要があるのでは。
NHKニュース7で放送された東海地震情報に関する情報はこれだけでした。実は報道の訓練等を期待していたのですが・・。
私は災害が起こった際の情報収集法は、現段階ではインターネット、ラジオ、テレビ、新聞だと考えています。
しかし各メディアにはもちろんそれぞれ欠点があるのです。インターネットはおそらく回線が混雑しパンクして終わりでしょう。
ラジオ・テレビ・新聞はもちろんそんなことはありません。しかし新聞はリアルタイムな情報は弱いです。
しかし、まとまった記事を読むことになります。裏づけがあって記事になるため、誤報を知らされる可能性も低いでしょう。
ラジオについては非常時にすぐ携帯でき電力の消費量も少ないために災害地では非常に役立つメディアでしょう。
しかし、映像を見ることができないので、言葉だけで伝えられない(伝えることが難しい)情報は残念ながら混乱を招きます。
テレビについては映像を見ることができ、字幕スーパーなどを使用し視覚で感じ取れます。
この一例としては津波警報です。もしあなたが「太平洋沿岸東部、予想される津波の高さは・・」とラジオで聞き取ったとしましょう。
すぐ津波警報を出ている(発令されている場所)を、地図で示すことができますか?完全に言える人は少ないと思います。
しかしテレビの場合はスーパーなどを使って視覚的にあらわすために、わかりやすいでしょう。
新聞はその日の夜、次の日の朝に紙面に「過去の出来事」として書き示すでしょう。リアルタイム性に欠けます。
このように、理屈を話せば残念ながら本を一冊欠けてしまいそうです。いや、いかに報道の訓練が大切かを訴えたかったのですが(汗
報道の訓練は一応していますが放送していないだけだと思うんですが・・・ わからないです。
私に報道訓練についての知識が浅いために、コメントを書く際も定型分になってしまいます。お役に立てないのが申し訳ないです。
いつまでも阪神大震災等直下型大型地震の脅威を人間は忘れないで居て欲しいと思います。
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